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IN THE HEIGHTS [エンターテイメイント]

2008年にトニー賞ベストミュージカル賞を受賞したブロードウェイミュージカル『IN THE HEIGHTS』が、来日公演!
もちろん見に行ってきました!

in-the-heights.jpg



授賞式のパフォーマンスで面白そうだなぁとおもってはいましたが、
イマイチストーリーも知らないまま見にいくのは初めてかも。。。
字幕はあるけど、ちゃんとついていけるかな。。。
(という状態だったので今回は一人で観劇)

はじめは心配でしたが最後は涙涙(TT)

今回はちょっと長く語らせていただくかもしれません。。。
興味のある方は続きを読んでください(笑)

さて、劇場についてみると席は前から10列目!
なかなか良い席です。
セットもオープンになっていて、マンハッタンの最北端にあるヒスパニックの多く住むエリア「ワシントンハイツ」の町並みがリアルに再現されています。
大きなセット転換もなく、この町並みでストーリーが終始展開されていきます。
オーケストラピットがあるのも久しぶり。

「ヨー!携帯電話の電源はオフにしてくれよな。録音や撮影は法律で禁じられてるぜ!ショーを楽しんでくれ!」
と英語とスペイン語でアナウンスが流れると、いよいよショーの始まり。

始まってみると、字幕の電光掲示板が舞台両脇にあるので、
舞台を見ようとすると字幕が見えない!
というわけで、これは現地で見てるつもりで字幕は捨てよう。と決心。
が!
歌はラップでところどころにスペイン語。
ぜんぜん理解できません><
こんなんで最後までついていけるか?!
・・・と心配になりつつも、斬新なHIPHOP&ラテン音楽というパフォーマンスと歌唱力に感動!
ラップはエミネムみたいな感じでかっこいいです。
ラティーノもセクシーなスタイルも素敵。

それにしてもしょっぱなから自分の生活に不満タラタラのハイツの住民たち。
いつかはこんなところ抜け出して自分の夢を叶えたい。みんなそう思って暮らしているようです。

主人公は両親の後をついでコンビニ(のようなお店)を経営しているウスナビという青年。
この変わったウスナビという名前の由来も後からわかるのですが、ほほえましいです^^

ウスナビが心を寄せるヴァネッサという美女の役は大好きなミュージカル『RENT』で昨年の来日公演でミミを演じていた超かわいい女優さんでした☆
うれしい再会♪

ドミニカやプエルトリコからニューヨークに夢を求めて移民してきたおばあちゃんや両親たち。
ニューヨークで生まれ、いつかはドミニカで成功したいと夢見るその子供たち。
スペイン語が話せないためにマイノリティになっているアフリカ系の青年。

みんなにそれぞれ悩みや抱えている問題がありますが、ラティーノパワーと家族愛でなんとか暮らしています。

そんなハイツから宝くじの大当たりがでた!
そこからストーリーは大きく展開。
ラストまで涙がとまりません。

こちらは宝くじがあたったらどうする?とみんなが想像するシーン。(トニー賞でのパフォーマンス)


ニューヨークの貧困層が舞台で音楽もラップやヒップホップで斬新ですが、お話はとっても人情味にあふれていて、誰が見ても心が温まるいいミュージカルです。

クリエイターたちの身の回りのリアルな体験から生まれたミュージカル。
ちょっとRENTに似た感じもしますが、地域の家族愛なんかは老若男女すべての人が共感できます。
なんの予備知識もなく出会ったのでちょっと興奮気味ですみません。
9/5までなので、ちょっとこれから見に行くのは難しいかもしれませんが、
2011年には映画化が決まっているそうです!
かなり楽しみです!!

映画化といえば緑の魔女の物語「WICKED」も映画化されるみたいですね。



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